CHILDREN'S BOOKS IS GOOD!

子どもの本は大人が読んでもおもしろいものがたくさんあります。みなさんも子どもの本の世界へ!

シチリアを征服したクマ王国の物語

「シチリアを征服したクマ王国の物語」 作・画:ディーノ・ブッツアーティ 訳:天沢退二郎・増山暁子 発行:株式会社福音館書店 ● 自分たちの王国を打ち立てたクマたちの運命 とおいむかし、クマたちは高くそびえる山の中で静かにくらしていた。 ところが厳しい冬がやってきて、飢えと寒さにたまりかねたクマたちは山を下り、人間の住む平地をめざす。 行く手に待ち受けるのは、残忍な大公に、ばけ猫、人食い鬼。 ゆうれ […]

夕あかりの国

「夕あかりの国」 作:アストリッド・リンドグレーン 絵:マリット・テルンクヴィスト 訳:石井登志子 発行:株式会社徳間書店 ● 病気で歩けなくなったぼくのところに、小さな不思議なおじさんがやってきて言った。 「夕あかりの国へ行きたくないかね」ぼくたちは一緒に空を飛んで不思議な世界へ…。 「子どもの本の女王」と称されるスウェーデンの児童文学作家と、同国のBIB金牌受賞画家が贈る、心癒される美しい絵本 […]

しあわせの島へ

「しあわせの島へ」 作・絵:マリット・テルンクヴィスト 訳:長山さき 発行:株式会社徳間書店 ● 女の子がひとり、いかだに乗って、海を旅していました。海のまんなかに木の看板が立っています。 <しあわせの島>…わたし、そこへ行きたい! 女の子はさまざまな島に上陸してみますが…? 「しあわせとは何か」を、やさしい言葉と美しい絵で問いかける、オランダを代表する絵本作家の意欲作。 (徳間書店HPより) ● […]

完司さんの戦争

「完司さんの戦争」 作:越智典子 絵・漫画:コルシカ 発行:株式会社偕成社 ● 1922年に新潟で生まれた完司少年は、外国へのあこがれから満州で働くことを選びます。しかし、楽しかった満州でのくらしは、召集令状によって終わりをつげました。釜山から出発し、戦地であるグアムへ行くことになったのです。到着直後の攻撃で左足を失ったあと、米軍の上陸により、完司さんはジャングルの中でひとり生きていかなければなり […]

いつかの約束1945

「いつかの約束1945」 作:山本悦子 絵:平澤朋子 発行:株式会社岩崎書店 ● 「あたしは、関根すず。9さい!」 ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、共に一日町を歩き回ることに。 後日、二人は意外な場所で彼女と再会する。残されたメッセージに込められた思いとは? いっしょに町を歩きまわり、語り合った、忘れられない夏の一日。 (岩崎書店HPから) ●   ゆきなとみく(た […]

黄色い夏の日

「黄色い夏の日」 作:高楼方子 画:木村彩子 発行:株式会社福音館書店 ● キンポウゲって、毒があるっていうじゃない 七月半ばの日曜日。初夏の日差しが落ちる道をたどり、景介の向かう先にその家はあった。 中学生になって入った美術部で、建物を描くという課題がだされた時、まっ先に浮かんだのが、木々と草花に囲まれて建つ、灰色の壁と緑の屋根の古めかしいその洋館だった。 主の老女に招き入れられ、足を踏み入れた […]

おばあちゃんがいるから

「おばあちゃんがいるから」 作・絵:イルズ=マーグレット・ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社岩波書店 ● 悲しいとき,胸の中がからっぽになったみたいでたいくつなとき―この女の子は,おばあちゃんのそばに行って話しかけるのでした. 幼い時に祖母と共に過ごした日々の思い出をあたたかく描きます. (岩波書店ホームページより) ● 「ふたりのひみつ」と「さよならわたしのおにいちゃん」の間にくるお話らしい […]

さよならわたしのおにいちゃん

「さよならわたしのおにいちゃん」 作・絵:I.ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社あかね書房 ● ひとりぼっちのさびしい夏の日に、 知り合った大切な、わたしのおにいちゃん、だったのに…… 初めての恋におちた、夢みる幼い少女のよろこびと悲しみを、 若く美しい母親との愛と葛藤のなかで こまやかに描きあげたユニークな物語。 (カバー見返しより) ● そんなわけで、「さよならわたしのおにいちゃん」も読み […]

ふたりのひみつ

「ふたりのひみつ」 作・絵:I.ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社あかね書房 ● わたしはかっとなって、思わずどなってしまいました。 「エリカ、あんたなんか、死んじゃえばいいのに!」 ――競争心、嫉妬、不安、そして愛……幼い少女の微妙な心の動きを、 鋭く、あざやかなユーモアでとらえ、 ふたごの姉妹エリカとインゲの友情の日々と別離を、 深いやさしさをこめて描いた、胸をうつ物語です。 (カバー見返 […]

5番レーン

「5番レーン」 作:ウン・ソホル 訳:すんみ 絵:ノ・インギョン 発行:鈴木出版株式会社 ● 水泳部エースの小6女子カン・ナルは、飛び抜けた速さで常勝を誇っていた。 でも最近は、急に速くなったライバルに勝てなくなり悩んでいた。 ライバルの水着が承認されていないモデルではないかと疑うことから引き起こした事件をきっかけに、大きく成長する姿を描く。 韓国の文学トンネ児童文学賞大賞を受賞した、瑞々しくさわ […]

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