児童書

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光の六つのしるし

「光の六つのしるし 闇の戦い1」 作:スーザン・クーパー 訳:浅羽莢子 発行:株式会社評論社(児童図書館・文学の部屋) ● 11歳の誕生日に〈古老〉としてめざめた少年ウィル。いにしえより続く<光〉と〈闇〉の戦いが、最後の〈古老〉を待っていた…。いま、壮絶な戦いの幕が開く。 (評論社ホームページより) ● ずいぶん古い本である(1973)。図書館でいらなくなった本として、もらってきた本である。 […]

夏のサンタクロース

「夏のサンタクロース」 作:アンニ・スヴァン 絵:ルドルフ・コイヴ 訳:古市真由美 発行:株式会社岩波書店(岩波少年文庫) ● フィンランドの「童話の女王」アンニ・スヴァンの作品集。 民話的なファンタジーと、現実の風景や暮らしを融合させた童話は、 およそ百年前から人びとに親しまれてきました。 春をむかえにいくお話、妖精や魔物の登場するお話、ドラマチックな愛の物語など、 色とりどりの13編をえりすぐ […]

アルフレッド王の勝利

「アルフレッド王の勝利」 作・絵:C.W.ホッジズ 訳:神宮輝夫 発行:株式会社岩波書店 ● 紀元9世紀,イングランド南部.アルフレッド王は,攻めよせたバイキング軍の王を包囲したが,慈悲をもって彼を逃がした.が,それがあだとなり,部下の裏切りを招く.『アルフレッド王の戦い』の続編. (岩波書店ホームページより) ● 「アルフレッド王の戦い」の続編。 最初前作と重なる部分のおさらいをして、その先のデ […]

アルフレッド王の戦い

「アルフレッド王の戦い」 作・絵:C.W.ホッジズ 訳:神宮輝夫 発行:株式会社岩波書店 ● 片足の少年アルフレッドは,偶然手に入れた馬具を同名の人に渡せとのお告げを受け,ウェシクス王の弟アルフレッドを訪ねる. イングランド統一を実現するアルフレッド王の知恵と勇気を,少年の目で描く. (岩波書店ホームページより) ● 「戦国ブリテン」(集英社新書)を買って読んでみたら、「アルフレッド王」のことが載 […]

シチリアを征服したクマ王国の物語

「シチリアを征服したクマ王国の物語」 作・画:ディーノ・ブッツアーティ 訳:天沢退二郎・増山暁子 発行:株式会社福音館書店 ● 自分たちの王国を打ち立てたクマたちの運命 とおいむかし、クマたちは高くそびえる山の中で静かにくらしていた。 ところが厳しい冬がやってきて、飢えと寒さにたまりかねたクマたちは山を下り、人間の住む平地をめざす。 行く手に待ち受けるのは、残忍な大公に、ばけ猫、人食い鬼。 ゆうれ […]

完司さんの戦争

「完司さんの戦争」 作:越智典子 絵・漫画:コルシカ 発行:株式会社偕成社 ● 1922年に新潟で生まれた完司少年は、外国へのあこがれから満州で働くことを選びます。しかし、楽しかった満州でのくらしは、召集令状によって終わりをつげました。釜山から出発し、戦地であるグアムへ行くことになったのです。到着直後の攻撃で左足を失ったあと、米軍の上陸により、完司さんはジャングルの中でひとり生きていかなければなり […]

いつかの約束1945

「いつかの約束1945」 作:山本悦子 絵:平澤朋子 発行:株式会社岩崎書店 ● 「あたしは、関根すず。9さい!」 ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、共に一日町を歩き回ることに。 後日、二人は意外な場所で彼女と再会する。残されたメッセージに込められた思いとは? いっしょに町を歩きまわり、語り合った、忘れられない夏の一日。 (岩崎書店HPから) ●   ゆきなとみく(た […]

おばあちゃんがいるから

「おばあちゃんがいるから」 作・絵:イルズ=マーグレット・ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社岩波書店 ● 悲しいとき,胸の中がからっぽになったみたいでたいくつなとき―この女の子は,おばあちゃんのそばに行って話しかけるのでした. 幼い時に祖母と共に過ごした日々の思い出をあたたかく描きます. (岩波書店ホームページより) ● 「ふたりのひみつ」と「さよならわたしのおにいちゃん」の間にくるお話らしい […]

さよならわたしのおにいちゃん

「さよならわたしのおにいちゃん」 作・絵:I.ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社あかね書房 ● ひとりぼっちのさびしい夏の日に、 知り合った大切な、わたしのおにいちゃん、だったのに…… 初めての恋におちた、夢みる幼い少女のよろこびと悲しみを、 若く美しい母親との愛と葛藤のなかで こまやかに描きあげたユニークな物語。 (カバー見返しより) ● そんなわけで、「さよならわたしのおにいちゃん」も読み […]

ふたりのひみつ

「ふたりのひみつ」 作・絵:I.ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社あかね書房 ● わたしはかっとなって、思わずどなってしまいました。 「エリカ、あんたなんか、死んじゃえばいいのに!」 ――競争心、嫉妬、不安、そして愛……幼い少女の微妙な心の動きを、 鋭く、あざやかなユーモアでとらえ、 ふたごの姉妹エリカとインゲの友情の日々と別離を、 深いやさしさをこめて描いた、胸をうつ物語です。 (カバー見返 […]

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