しあわせの島へ
「しあわせの島へ」 作・絵:マリット・テルンクヴィスト 訳:長山さき 発行:株式会社徳間書店
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女の子がひとり、いかだに乗って、海を旅していました。海のまんなかに木の看板が立っています。
<しあわせの島>…わたし、そこへ行きたい! 女の子はさまざまな島に上陸してみますが…?
「しあわせとは何か」を、やさしい言葉と美しい絵で問いかける、オランダを代表する絵本作家の意欲作。
(徳間書店HPより)
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絵本です。
お話としては、「自分探しの旅」ということになるんでしょうか。
「しあわせの島」はいくつもあり、
それぞれ誘われるのですが、
なかなか決断できなくて、
「彼女を待っていた」男の人の住む島で暮らし始めるのですが、
やはり納得できなくなり、
また島探しに戻るのです。
彼女にぴったりの「しあわせの島」は見つかるのでしょうか…。
絵がすばらしいです。
筆跡が残るタッチが好きです。
どうやって描くのだろう?と思う絵がいくつもありました。
ぜひこの絵を、手に取って見ていただきたいと思います。
“Het geiukkige eiland” by Marit Törnqvist(2017)