おばあちゃんがいるから
「おばあちゃんがいるから」 作・絵:イルズ=マーグレット・ボーゲル 訳:掛川恭子 発行:株式会社岩波書店
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悲しいとき,胸の中がからっぽになったみたいでたいくつなとき―この女の子は,おばあちゃんのそばに行って話しかけるのでした.
幼い時に祖母と共に過ごした日々の思い出をあたたかく描きます.
(岩波書店ホームページより)
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「ふたりのひみつ」と「さよならわたしのおにいちゃん」の間にくるお話らしいが――。
おばあちゃんのことを「ドド」と呼んだり、「カールおじちゃん」が出てきたり、共通の部分もある。
が主人公は「わたし」で統一され、双子の姉うんぬんはまったく話に出てこない。
訳者のあとがきにはあかね書房の本の言及はない。
「エリカとインゲの本」のことがちらっとふれられている程度。
独立したお話として読もう、ということかな。
冒頭に作者の「ドド」への思いが綴られており、
作者の体験がかなり色濃く出ているのかな、と思う。
まあよかったらどうぞ。
“DODO EVERY DAY” by Ilse=Margret Vogel(1977)
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