二日月
「二日月ふつかづき」 作:いとうみく 絵:丸山ゆき 発行:株式会社そうえん社 ● あたしの妹、1歳の芽生。 まだ歩けないし、立てないし、ハイハイも、おすわりもできないし。 そういうことができるようになるかもわからない。 だけど、芽生はあたしのそばにいる。 あたしはいつも、芽生のそばにいる。 (そうえん社HPから) ● いとうみくさんの本をまた読みました。 この本は読書感想文コンクールの課題図書だっ […]
大人でもおもしろい子どもの本を紹介するブログ。
「二日月ふつかづき」 作:いとうみく 絵:丸山ゆき 発行:株式会社そうえん社 ● あたしの妹、1歳の芽生。 まだ歩けないし、立てないし、ハイハイも、おすわりもできないし。 そういうことができるようになるかもわからない。 だけど、芽生はあたしのそばにいる。 あたしはいつも、芽生のそばにいる。 (そうえん社HPから) ● いとうみくさんの本をまた読みました。 この本は読書感想文コンクールの課題図書だっ […]
「ロンドン・アイの謎」 作:シヴォーン・ダウド 訳:越前敏弥 発行:株式会社東京創元社 ● 12歳のテッドは、いとこのサリムの希望で、巨大な観覧車ロンドン・アイにのりにでかけた。 テッドと姉のカット、サリムの三人でチケット売り場の長い行列に並んでいたところ、 見知らぬ男が話しかけてきて、自分のチケットを一枚ゆずってくれると言う。 テッドとカットは下で待っていることにして、サリムだけが、たくさんの乗 […]
「チャンス はてしない戦争をのがれて」 作:ユリ・シュルヴィッツ 訳:原田勝 発行:株式会社小学館 ● 〈 書籍の内容 〉 生きのびられたのは偶然(チャンス)だった ぼくと家族が生きのびたのは、まったくの偶然(チャンス)だった。 『よあけ』や『あめのひ』など、日本でもよく知られる絵本作家、ユリ・シュルヴィッツ。 ユダヤ人である彼が第二次世界大戦にまきこまれたのは、まだ4歳の頃でした。 ナチスドイツ […]
「母の国、父の国」 作:小手鞠るい 発行:株式会社さ・え・ら書房 ● 少女は、この国で、目立った。 そのために、のけものにされたり、けなされたりすることもあった。 壮絶ないじめに耐えつづけた小学生時代。 世間にプライドを踏みにじられた中学生時代。 うそと裏切りにまみれた恋に苦しみ、母に対する憎しみを覚えた高校生時代。 苦悩の海を越え、絶望の果てに訪れたその国で、少女を待っていたものは―――。 「 […]
「ちいさな宇宙の扉のまえで 続・糸子の体重計」 作:いとうみく 絵:佐藤真紀子 発行:株式会社童心社 ● 細川糸子と同級生の、町田良子、坂巻まみ、滝島径介。そして、転校生の日野恵。この5人の視点で語られる、5つの物語。 6年1組・細川糸子。がさつで粗雑と言われるが、そのまっすぐな言葉は、かかわる人に時に大きな影響を与えることを、当の本人は知るよしもない。おいしいものを食べることが生きがい。 糸子が […]
「青い目の少女 怪盗ルパン全集8」 原作:ルブラン 文:南洋一郎 発行:株式会社ポプラ社 ● パリの街並みの中、ルパンは緑の目をもつ美少女に心を奪われる。 ところがその日、偶然遭遇した殺人事件の現場で、ルパンはその少女と再会する。 少女は事件とつながりがあるのか? いつしかルパンは、不思議な湖に隠された秘宝をめぐる冒険へと足を踏み入れていく…。 (アマゾンHPより) ● ネットで(hontoだった […]
「糸子の体重計」 作:いとうみく 絵:佐藤真紀子 発行:株式会社童心社 ● 食べることが大好きな細川糸子、クールビューティー・町田良子、大柄な転校生・高峯理子、 町田良子にあこがれる坂巻まみ、細川糸子とは給食の天敵・滝島径介……5人の子どもたちの平凡な日々。 つらいこと、悲しいことはしょっちゅうだし、どうしようもなく苦しいときもやってくる。 そんなとき、クラスを見渡せば、細川糸子がいる。 誰に対し […]
「小さな手――ホラー短編集4」 編訳:金原瑞人 絵:佐竹美保 発行:株式会社岩波書店(岩波少年文庫) ● たわいない願いが引き起こす悲劇、手をめぐる怪異、美しい館の秘密――… スリリングでひねりの効いた英米ホラーの傑作八編を収録。 カポーティ、スティーヴンソン、キプリングほか、初訳・新訳多数のオリジナル短編集。 (カバー裏より) ● なんと、コロナにかかってしまいました。 職場ではやりまして。 の […]
「<読む>という冒険 イギリス児童文学の森へ」 作:佐藤和哉 発行:株式会社岩波書店(岩波ジュニア新書) ● ロビンソン、アリス、プーさんにナルニア……あの名作たちは、本当は何を語っている? 「作者の言いたかったこと」と同じくらい、「作者が言おうとしたわけではないこと」もおしゃべりかもしれない。 本のページは冒険の扉、言葉や文は未知の森。 あの物語を「いま」のあなたが読む意味とおもしろさ、体験して […]
「保健室経由、かねやま本館。」 作:松素めぐり 発行:株式会社講談社 ● 第60回 講談社児童文学新人賞 受賞作! 〇あらすじ ずっとクラスの人気者として生きてきた中学生の佐藤まえみ(通称:サーマ)。 父親の異動に伴い、夢の東京生活がはじまった。 東京生活になじめなかったのか兄の慈恵(じけい)は突然不登校に。 サーマは東京でもうまくやっていけるって信じてたけど、「サーマって、なんてい […]