児童書

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セカイを科学せよ!

「セカイを科学せよ!」 作:安田夏菜 発行:株式会社講談社(講談社❖文学の扉) ● 灘中学校入試問題にも使われた、日本児童文学者協会賞受賞作『むこう岸』の安田夏菜、書き下ろし最新作! 藤堂ミハイル――堤中学二年。父は日本人、母はロシア人。髪は栗色、瞳は茶系でくっきりとした二重まぶた。 そば屋でそばなんか食ってると、「まあっ、日本人みたいにおはし使ってる」と知らないおばさんに騒がれたりする。 山口ア […]

ティッキ・ピッキ・ブン・ブン

「ティッキ・ピッキ・ブン・ブン(愛蔵版おはなしのろうそく11)」 編:東京子ども図書館 絵:大社玲子 発行:公益財団法人 東京子ども図書館   ● ティッキ・ピッキ・ブン・ブン(愛蔵版おはなしのろうそく11) 1760円 東京子ども図書館編 大社玲子さし絵 16×12cm 184ページ 2020年 ISBN978-4-88569-060-0 ●収録作品 ・ネコとネズミ(イギリスの昔話) […]

朝顔のハガキ

「朝顔のハガキ 夏休み、ぼくは「ハガキの人」に会いに行った」 作:山下みゆき 絵:ゆの 発行:株式会社 朝日学生新聞社   ● 夕鶴ルール? 河童の仕事?「お、俺、何も言いませんから……」 少年2人の、ちょっとホラーな夏休み ばあちゃんの家で暮らす小学6年生の誠矢。 夏になると毎年かならず届く、謎の「絵ハガキ」の送り主に会うために、この夏、ついに冒険の旅に出る。 誠矢の計画をなぜか邪魔す […]

てっぺんの上

「てっぺんの上」 作:イノウエミホコ 絵:スカイエマ 発行:文研出版   ● 「遠くへいきます」 そう書かれたメモを残して母親がひとり家を出たのは、エナの5年生の入学式の日だった。 エナの心には、それからいつも罪悪感が付きまとう。 家を出る直前、「どこにでも行けばいい」と母をなじったのは自分だったからだ。 (文研出版ホームページより) ● エナは物語を作るのが好き。 みんなエナの物語を読 […]

タブレット・チルドレン

「タブレット・チルドレン」 作:村上しいこ 絵・漫画:かわいちひろ 発行:株式会社さ・え・ら書房   ● GIGAスクール時代到来! 一人一台タブレットの校外学習で、あたえられた課題はなんと「子育て」!? 生徒二人がペアになり、タブレットの中でAI(人工知能)の子どもを育てるというものだった。 “漫画ラブ乙女”心夏(ここな)と、“孤高の少年”温斗(あつと)のペアがさずかったのは、 “超毒 […]

アーニャは、きっと来る

「アーニャは、きっと来る」 作:マイケル・モーパーゴ 訳:佐藤見果夢 発行:株式会社評論社 ● 第二次世界大戦中のフランス。 スペインとの国境近い静かな山間部の村が舞台。 羊飼いの少年ジョーは、ある日山の中で見知らぬ人とめぐりあい、ナチスの迫害をのがれたユダヤ人とかかわりを持つことになります。 スペインに逃げようとしている12人の子どもたちを―手を貸すことに賛成の人も反対の人も―村人たち全員がドイ […]

きみが、この本、読んだなら ざわめく教室編

「きみが、この本、読んだなら ざわめく教室編」 作:戸森しるこ おおやなぎちか 赤羽じゅんこ 池田ゆみる 絵:吉田尚令 発行:株式会社さ・え・ら書房   ● 「ねえ、この本、読んでみたら」 こころがざわめいて、どうしようもない。 この気持ち、この本で伝えたい― いつも人形をかかえている、ふしぎな同級生のきみへ 友だちにハブられて学校に行きたくない、妹みたいなきみへ 母さんの思いがつまった […]

秘密のノート

「秘密のノート」 作:ジョー・コットリル 訳:杉田七重 発行:株式会社小学館 ● モノマネが得意な少女の成長物語 クラス一のお調子者ジェリーは、人のモノマネが得意で、いつも先生のモノマネをしてクラスメートを爆笑させていた。 そんなジェリーの悩みは、トドのような太った体型。男の子たちからは毎日のように、からかわれたり悪口を言われたりするが、いつもギャグでかわして、笑い飛ばしていた。 でも、家に帰ると […]

ゆりの木荘の子どもたち

「ゆりの木荘の子どもたち」 作:富安陽子 絵:佐竹美保 発行:株式会社講談社(わくわくライブラリー)   ● ゆりの木荘は、100年以上も前に立てられた立派な洋館。 いまは有料老人ホームになり、サクラさんやモリノさんたち、6人の老人が住んでいます。 春風が吹くある日、サクラさんはだれかが歌う手まり歌──時々聞こえる歌──を耳にします。 モリノさんにいわれるまま、サクラさんがその歌を口ずさ […]

赤い糸でむすばれた姉妹

「赤い糸でむすばれた姉妹」 作:キャロル・アントワネット・ピーコック 訳:日当陽子 発行:株式会社フレーベル館 ● 「国際養子縁組」なんてことがあるとは。今回初めて知った。 特に中国からアメリカへ、というのが多いらしい。 ピークの2005年には約7900人が中国からアメリカへ渡ったそうだ。 中国の「一人っ子政策」も影響しているそうだ。 この物語は、中国からアメリカへ渡った少女ウェンと施設に残った少 […]

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