児童書・日本

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大渋滞

「大渋滞」 作:いとうみく 絵:いつか 発行:株式会社PHP研究所 ● 離婚を決めたパパとママ。二人とともに、車で名古屋に向かう主人公・麦と弟の大地。麦は、両親の離婚の原因が知りたいけれど聞き出せない……、それに加えて、けんかをしている仲良しの友達のことが頭から離れず、モヤモヤとした気持ちを抱えながら、渋滞の車中を過ごす。 車中では、渋滞によってイライラがつのるママと、楽天的で先を読まずに発言して […]

初恋まねき猫

「初恋まねき猫」 作:小手鞠るい 発行:株式会社講談社 ● 春休みにスキーで脚を骨折し、新学期早々学校を休んで退屈していた中学2年の龍樹の部屋の窓から、とつぜん銀色の美しい猫が現れる。猫のしなやかな動きに心を奪われた龍樹はずっと忘れていた絵を描きたい気持ちを思い出し、目の前にあったノートを一枚破ると・・・・・・ 「この小説は、小手鞠るいから読者への贈物だ。」金原瑞人氏推薦!  一般文芸のみならず児 […]

ぼくは本を読んでいる。

「ぼくは本を読んでいる。」 作:ひこ・田中 発行:株式会社講談社 ● 家の「本部屋」で見つけた、両親のどちらかが小学生のころに読んだはずの本。 どうしてだかぼくは、それを親に隠れてこっそり読みたくなった――。 『小公女』を読み始めたルカは、主人公にツッコミを入れつつ、 両親がスマホを与えてくれない理由を聞きつつ、 幼なじみや転校生と日々の雑談をこなしつつ、 この本を読み終えることができるのか?  […]

さよ 十二歳の刺客

  • 2019.05.26

「さよ 十二歳の刺客」 作:森川成美 絵:槇えびし 発行:株式会社くもん出版 ● 壇ノ浦の戦いから、ひとり生き残った平氏の姫・さよ。 奥州藤原氏配下の武士・清原良任のもとに身を寄せ、弓馬の腕を磨いていた彼女には、 一族を滅ぼし、自分から幸せな生活を奪った源氏の大将・源義経に復讐をするという野望があった。 兄・頼朝に追われ、都から落ちのびてきた義経が、藤原泰衡の館に滞在していると聞き、 良任とともに […]

たまねぎとはちみつ

  • 2019.04.16

「たまねぎとはちみつ」 作:瀧羽麻子 絵:今日マチ子 発行:株式会社偕成社 ● 小学5年生の千春は、ふとしたことから修理屋のおじさんと知り合う。 そのお店には同じクラスの俊太がいた。何かが変わった3人の特別な1年。 ・著者紹介 瀧羽麻子 1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。 著書に『株式会社ネバーラ北関東支社』『はれのち、ブーケ』『い […]

ヴンダーカンマー

  • 2019.03.24

「ヴンダーカンマー ここは魅惑の博物館」 作:樫崎 茜 発行:株式会社理論社 ● 中学生男女5人の一日職場体験記。 希望と違う体験先に行くことになった5人は、 くじ引きで魚類、鳥類、哺乳類、古脊椎などに分かれて各部の仕事を手伝う。 博物館に関わる個性的な大人を観察したり、館内で他の部とシンクロしたりしながらゆるゆると流れる時間。 魅惑の宝庫(ヴンダーカンマー)を垣間見て、知らない自分を発見したり友 […]

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