児童書・日本

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朝顔のハガキ

「朝顔のハガキ 夏休み、ぼくは「ハガキの人」に会いに行った」 作:山下みゆき 絵:ゆの 発行:株式会社 朝日学生新聞社   ● 夕鶴ルール? 河童の仕事?「お、俺、何も言いませんから……」 少年2人の、ちょっとホラーな夏休み ばあちゃんの家で暮らす小学6年生の誠矢。 夏になると毎年かならず届く、謎の「絵ハガキ」の送り主に会うために、この夏、ついに冒険の旅に出る。 誠矢の計画をなぜか邪魔す […]

てっぺんの上

「てっぺんの上」 作:イノウエミホコ 絵:スカイエマ 発行:文研出版   ● 「遠くへいきます」 そう書かれたメモを残して母親がひとり家を出たのは、エナの5年生の入学式の日だった。 エナの心には、それからいつも罪悪感が付きまとう。 家を出る直前、「どこにでも行けばいい」と母をなじったのは自分だったからだ。 (文研出版ホームページより) ● エナは物語を作るのが好き。 みんなエナの物語を読 […]

タブレット・チルドレン

「タブレット・チルドレン」 作:村上しいこ 絵・漫画:かわいちひろ 発行:株式会社さ・え・ら書房   ● GIGAスクール時代到来! 一人一台タブレットの校外学習で、あたえられた課題はなんと「子育て」!? 生徒二人がペアになり、タブレットの中でAI(人工知能)の子どもを育てるというものだった。 “漫画ラブ乙女”心夏(ここな)と、“孤高の少年”温斗(あつと)のペアがさずかったのは、 “超毒 […]

きみが、この本、読んだなら ざわめく教室編

「きみが、この本、読んだなら ざわめく教室編」 作:戸森しるこ おおやなぎちか 赤羽じゅんこ 池田ゆみる 絵:吉田尚令 発行:株式会社さ・え・ら書房   ● 「ねえ、この本、読んでみたら」 こころがざわめいて、どうしようもない。 この気持ち、この本で伝えたい― いつも人形をかかえている、ふしぎな同級生のきみへ 友だちにハブられて学校に行きたくない、妹みたいなきみへ 母さんの思いがつまった […]

ゆりの木荘の子どもたち

「ゆりの木荘の子どもたち」 作:富安陽子 絵:佐竹美保 発行:株式会社講談社(わくわくライブラリー)   ● ゆりの木荘は、100年以上も前に立てられた立派な洋館。 いまは有料老人ホームになり、サクラさんやモリノさんたち、6人の老人が住んでいます。 春風が吹くある日、サクラさんはだれかが歌う手まり歌──時々聞こえる歌──を耳にします。 モリノさんにいわれるまま、サクラさんがその歌を口ずさ […]

縄文の狼

「縄文の狼」 作:今井恭子 絵:岩本ゼロゴ 発行:株式会社くもん出版   ● 狼と人とは住む世界が違った。父さんたちが、こえてはならぬ一線をあえてこえたのは…。 赤ん坊のころ狼にさらわれ、狼とともに育った少年キセキ。 1万年以上前の縄文時代に繰り広げられる、少年と狼たちの絆と進化の物語。 (hontoより) ● 「こんぴら狗」を書いた今井さんが、なんと縄文時代を舞台に、 狼少年(というに […]

戦国姫―武田の姫君たち―

「戦国姫―武田の姫君たち―」 作:藤咲あゆな 絵:マルイノ 発行:株式会社集英社(集英社みらい文庫) ● 突出した才能で甲斐国を統一した信虎、〝甲斐の虎〟と謳われた名将・信玄、武田氏最後の当主となった勝頼。 領土拡大を狙い戦に明け暮れる武田の男たちに、一族の姫は翻弄される…。 信虎の正室・大井の方、信玄の正室・三条の方、信玄の側室・諏訪御寮人、信玄の末娘・菊、勝頼の継室・北条夫人、 5人の姫たちの […]

ねんどの神さま

「那須正幹童話集5 ねんどの神さま」 作:那須正幹 絵:武田美穂 発行:株式会社ポプラ社 ● 那須正幹さんが7月にお亡くなりになりました。79歳。 那須さんといえば言うまでもなく「ズッコケ三人組」ですね。 ぼくも「ズッコケ」読んだことあります。 子どもが図書館で借りてきたのをちょっと読ましてもらったんですね。 なかなか面白かったです。 子どもが楽しめる物語、であったわけですが、それは大人が読んでも […]

太郎の窓

「太郎の窓」 作:中島信子 発行:株式会社汐文社 ● 太郎は「トランスジェンダー=性同一性障害」だった―― 「男らしくしろ、強くなれ」「立派な跡取り息子になれ」と太郎に過度の期待をする父親。 「優しい男の子でもいいじゃないですか」と言いながら、父親の言葉に逆らえない母親。 そして太郎のことをただ一人理解している祖母。 小学校に通うようになった太郎に、次々と苦難がふりかかる…。   ● 以 […]

サンドイッチクラブ

「サンドイッチクラブ」 作:長江優子 発行:株式会社岩波書店 ● 中学受験に向け、2つの塾かけもちで夏期講習にいそしむ桃沢珠子。塾で別の小学校の優等生羽村ヒカルと知り合う。 そのヒカルは、珠子に「黄金のシャベルを奪還する手伝いできる?」と謎の誘い。 ヒカルは公園で砂像づくりの勝負をしていたのだ。 物語は、勉強が苦手で「何か作ることが好きな」珠子と、特異なキャラを持つヒカルが、 「サンドイッチクラブ […]

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