2020年2月

手紙 ふたりの奇跡

「手紙 ふたりの奇跡」 作:福田隆浩 発行:株式会社講談社 ● 長崎市の小学6年生吉野耕治は、秋田市の清水穂乃香という同じ小6の子の手紙を受け取った。 全然知らない子の手紙。 自分が優秀賞をとった作文を見て、手紙を出したのだという。 内容は、彼女のお母さんの秘密を探ること。 お母さんが、長崎へ修学旅行へ行ったときに起きた、「奇跡のような出来事」はなんだったのか 調べてほしい、ということだった。 興 […]

オオカミが来た朝

「オオカミが来た朝」 作:ジュディス・クラーク 訳:ふなとよし子 発行:株式会社福音館書店 ● 「『オオカミが来た朝』は、読者の方々を、あるオーストラリア人一家の四世代にわたる 子どもたちの折々の心もように、時をこえてよりそう旅にいざないます。」 1935年から2002年までの折々に、子どもたちが(時に大人も)どんな経験をしたか、 どんなことを考えたかを、6つの短編で描く、連作短編集です。 父親が […]